今やパソコンでブラウジングする人口より携帯でブラウジングする人の方が多いという事実
もともとインターネットをベースとしてきたホームページの閲覧はパソコンやワークステーションで利用するようにして発展してきました。そして未だに発展中です。おそらく人類が存続するかぎり発展を続けるでしょう。
携帯電話の性能が日に日に向上する中でDocomoがiModeを発表し、携帯電話でもホームページを見ることができるようになりました。au、Soft bank もそれに追随して現在に至っています。※iMode=Docomoの公式サイト。勝手サイトが爆発的に増えている。
しかし、CPU(中央演算装置)の処理能力や画面の表示サイズなど、前述した経緯により携帯電話で見ることのできるホームページはパソコンで見るホームページのサブセット(機能限定版)であるといえます。
一度に表示できるページの容量(10~40KB)や写真の容量(10~20KB)、画面のサイズ240×360ピクセルなどです。
一般的にはパソコン用に作られたホームページを携帯で見ることができるのはまれで、携帯用に作り直しているのが現実です。
サイトオーナー様にとっては費用が二重にかかりなんとかしたい問題でしょう。
CMSの導入で携帯サイト問題を解決!
さて、CMS(Content Management System)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
今はやりのBlogやWikipediaなどで広く使われているホームページ構築の方法です。
もともとパソコン用のホームページの更新をサイトオーナー様でやりやすくする目的で導入するケースが多いのですが、携帯サイト構築にも役立つことが知られています。
Word PressというCMSプログラムを利用します。
まずはブログの書き込み(パソコンで日記を入力)をする要領でパソコン用のホームページが出来上がります。あとは予めCMSに導入したプラグイン(機能拡張する小さなプログラム)が携帯サイト用を自動生成してくれるのです。つまり日記を書く要領でパソコン用のホームページと携帯用のホームページ両方が作成できるという事になります。
パソコン用のホームページも携帯用のホームページもサイトオーナー様の手で更新可能ですので携帯サイト作成の初期費用は必要ないですし、更新費用もかかりません。
一つだけ注意が必要だとすればCMSを動かすにはMySQLというデータベースマネージメントシステムとPHPと呼ばれるプログラミング言語が動作するサーバーでなければなりません。とは言っても高価なものではなく、年間1万円弱のサーバーで充分です。
Word Pressの動作環境
すべてのレンタルサーバーで動作保証されている訳ではなく、以下の条件は必須です。
- PHP バージョン 4.3 以上
- MySQL バージョン 4.1.2 以上
もちろん携帯サイトだけCMSを使っても良いですし、TCO(Total Cost of Ownership)を下げるなら全体をCMSに変更すべきだと思います。
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